
NEXT MILITARY / VARIOUS BRAND COLLECTION

近年、定番としてトレンドが続くミリタリーアイテム。
今回は様々なブランドから今シーズンオススメのミリタリーアイテムを元ネタの解説も踏まえてご紹介致します。
COOTIE PRODUCTIONS / NYLON WEP JACKET
WEP JACKETとは
正式名称 "JACKET WINTER FLYING SUITS"
1950年代中期から1970年代中期までUS NAVYで採用された通称『G-8』『WEP』とも呼ばれるナイロン製フライトジャケット。
<BLACK>

<SAND BEIGE>

数ある米軍のフライトジャケットにおいて比較的球数が少なくマニアックなアイテム。本来は非常に着丈が短く、着こなしが困難ですがCOOTIE独自のオリジナルシルエットにより現代的に生まれ変わっています。
ROTTWEILER / MODS COAT
MODS COATとは
正式名称 "PARKA SHELL M-1951"
1951年にUS ARMYで採用されたM-51フィールドジャケットのコート仕様、通称『M-51フィッシュテールパーカー』とも呼ばれる極寒防寒仕様のコート。
60年代初頭に始まったイギリス / ロンドンのスタイル "MODS" は細身のイタリアンスーツに多数の電装などでデコレートしたランブレッタやベスパといったスクータースタイルが定番であり、スーツを汚したくない理由で当時安価だったM-51パーカーをスーツの上に羽織るスタイルが定着。
その事からいつしかモッズコートと呼ばれるように。
近年のトレンドミリタリーの定番アイテム。本来はサイズ感も大きく野暮ったさが残るアイテムですが、様々なディテールを排除し、更にバックプリントを施す事で洗練した大人のストリートアイテムに昇華しています。
ROTTWEILER / M-65
M-65とは
正式名称 "COAT, COLD WEATHER, FIELD M-1965"
M-51フィールドジャケットの後継モデルとしてUS ARMYで1965年から2008年まで長期に渡って採用され、フィールドジャケットの完成形と称される定番的野戦服。


各年代ごとに様々なディテールを持つM-65フィールドジャケット。こちらは肩にエポレットの付かない1stタイプを採用。更にファスナーを同色で仕上げスッキリとした印象に。バックプリントを施す事でオリジナリティをプラスしています。
WHIZ LIMITED / W3-B
N3-Bとは
正式名称 "JACKET, AIR CREW, HEAVY, ATTACHED HOOD, Type N-3B"
US AIR FORCEで1953年から約40年間と長期に渡って採用された極寒地仕様フライトジャケット。高い機能性とデザイン性を兼ね備え、現在でも根強いファンの多い定番人気フライトジャケットの1つ。


通常とは全く異なる素材感と袖のプリント等、W3-Bと名付けられた通り非常にオリジナリティの高い一着に。
使用したミリタリーアイテムやその他のアイテムはこちら。




今までは男らしさや野暮ったさが全面に押し出されたミリタリーアイテムも今期はより都会的で洗練された印象に。
今まで懸念されていた方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。